セキュリティに限った話ではないですが、
IT業界は勉強会がものすごく盛んな気がします。
私自身も勉強会にはよく参加しますので、その上で考えていることをお伝えしていきます。
なお、内容に関しては私の個人的見解であることを予めご了承ください。
また、作っている最中に内容が長くなりそうなことに気が付いたので、複数回に分けさせて頂きます。
勉強会に参加する目的って?
「勉強会」というものに参加するにあたって皆様目的を持って来られる方が大半かと思います。
目的については以下のどれかまたは、複数の目的を持って参加される方が多いかと思います。
勉強会に参加する目的
1.新しい技術を身につけたい!
2.他の人がどんなことをしているか知りたい!
3.同じ仕事をしている人と知り合いたい!
4.勉強会の雰囲気を感じたい!
5.会社(学校)の先輩(先生)に無理やり行かされた・・・
もちろん他にも目的はあるぞ!って方も多いと思います。
私は秋葉原のとある場所で毎月一回やっている勉強会に
ここ一年ほど毎月欠かさずに参加しています。
ただ参加するだけではなく、スピーカーとして参加しています。
※ちゃんと参加費も毎回払ってます(涙)。
それは勉強会はスピーカーになることが一番メリットがあると考えているからです。
スピーカーのメリットとは?
一つ目は勉強会参加の目的の1にも書いていた「新しい技術を身につけたい」です。
呼ばれてスピーカーする場合は別ですが、勉強会は能動的に参加して発表する場合が多いかと思います。
その場合、発表の資料を準備するために、現在の知識よりさらに深く、広く調べてくる必要があるかと思います。
また、私の場合を例にするとスライドだけではなく、デモを行ったりするため、
環境構築やCMSの準備等をする必要が出てきます。
私の普段の仕事が脆弱性を見つけることをメインにしているため、
開発や運用の経験がなく、かなり四苦八苦します。
言語もWebサーバもバラバラだったりしますからね。(Java、PHPとか)
その際にかなりの集中力で調べたり、手を動かしたりします。
この時に物凄く力がつきます。
また、デモをやると見ている人も良くわかるため、参加者にも喜んで貰えます。
これだけでも大分大きなメリットかと思います。
セキュリティの勉強会で最近見つかった脆弱性のデモをやろうとしたら、
まずは情報集めて、環境作って、スライド作ってとかなり大変です。
※新しい技術(脆弱性)をいち早く取り入れる必要があるからです。
二つ目は「同じ仕事をしている人と知り合いたい」にもスピーカーにメリットがあります。
発表する際、参加者はこの人がどんなことをやるかは確認してきているはずです。
その結果、発表者と同じ仕事をしていたり、興味があったりする人が自然に寄ってくるので交友関係が広がっていきます。
私が勉強会を聞くだけのみで参加する場合、発表者に話しかけに行くのが苦手だったりします。
※自分が発表者だと気になんないんですけどね~
交友関係が広がると、新しい知識も増えていきます。
まさに一石二鳥ですね。
長くなりそうなので、次回に続きます。
質問や不明点等あれば、コメントやツイッター等で連絡をお願いします。
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