今回はいつものセキュリティの話から少し離れ、健康保険の手続きについてです。
内容については知っている方ももちろん多いかと思いますが、最近私の周りでフリーで活動する方が急増しているので、参考になる内容があれば幸いです。
最近の状況
前に以下で記事にしたとおり、私自身は3月31日で会社を退職しました。
現在は育児などを精一杯やっているのですが、会社に居たころに健康保険に入っていました。
転職して次の会社に行くのであれば特に何もしなくてもいい(転職先の事務の方がやってくれるのでという意味です。)のですが、私は転職ではなく、しかも妻と幼い子供が二人いるので健康保険に入る必要があります。
退職前は協会けんぽ(全国健康保険協会)というところに加入をしていました。
今回退職するにあたり、ざっくりと「国保(国民健康保険)」に加入することになるのかな~と考えていたのですが、協会けんぽには「任意継続」というシステムがあり、それがかなり助かる制度でした。
協会けんぽの任意継続について
詳細はこの記事だけではなく、ちゃんと協会けんぽのサイトに行き、確認するようにしてください。
簡単に説明すると以下です。
2.内容は国民健康保険とほぼ同じ
3.保険料は前年度の収入(上限額設定あり)によって異なる
4.手続きは窓口でも書類をまとめて郵送でもOK
という具合になっています。この中で驚いたのは3の支払金額ですね。
一般的な感覚ですと、会社を退職してフリーや自営業で仕事をやる際に保険料は自分で支払うことになると思います。
その際に今まで会社が半分出してくれてたのが今後は全部自分で払わなくてはいけないということで金額が倍になるんじゃないかとドキドキしますよね・・・(我が家はそうでした)
しかし、協会けんぽの任意継続では「退職時の標準報酬月額が30万円を超えていた場合は、30万円の標準報酬月額により算出した保険料となります。」となっているため、実際に支払う保険料はそれほどまで多くなりませんでした。(ただし任意継続は二年間だけですが)
以下協会けんぽの保険料についてのキャプチャです。

注意:場合によっては国民健康保険の方がお得になる場合がありますので、それについてはサイト内の料額表のリンクから各都道府県の保険業額表を確認してください。
協会けんぽについては中小企業の加入が多いようなので、会社を辞めてフリーに!または独立!などをお考えの方は検討してみてはいかがでしょうか?
私は正直そんなことができると知らなかったので、教えてくれた会社の経理の方に感謝です!
最後に
退職するとなるとお金の心配は大きな問題になることが多いです。
フリーでやってみたはいいけど保険料や住民税が増えて、実際は・・・という場合もあります。
手続き自体も特に難しくはないですが、配偶者が専業主婦などの収入がない場合は所得証明書または非課税証明書が必要になりますのでご注意を!
まずはあまり気にならなかったかもしれませんが、どういった健康保険に加入しているかを確認しましょう。
もしかしたらフリーになった際に通常より楽になるかもしれませんよ。
不明点や要望やこういったこともやって欲しいとの要望があれば、お問い合わせページやコメント、ツイッターからでも結構ですので、気軽にご連絡ください。
フリーランスの方増えてきましたね~転職する人も増えてますが。。。なんとなくフリーや転職する方が増えてくると景気が良いのかなと感じますね。
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