Windowsを便利にしよう②:perlを使えるようにしよう

セキュリティ

Windowsを便利にする企画第二回として、Windowsでperlを使用できるようにします。

今更perl?と思う方もいるかと多いと思いますが、セキュリティのツールとしてperlで動くものもまだあります。

そのため、そのツールをWindowsで使用するための準備を行います。

VMにLinuxがあるからいらなくない?

上記のとおり、現状VMがあるため実際にはWindowsでperlを使用する必要はありません。

VMからツールを動作させればいいだけです。

しかし、お客様によってはオンサイト診断でVMの使用を禁止する場合があります。
※ここでのVMの使用を禁止するのは、ブリッジでの使用だと思いますが、要件としてそこまで詳細に記載されていない場合が多いです。

なので、オンサイト診断で仮にnatでVMを使用していても担当者が見た場合に「VMの使用=要件違反」と思われる可能性もあります。
※詳しくないお客様もまだまだ沢山いらっしゃいます。

そういった問題が極力発生しないようにWindowsのみで完結できるようにしておかなければいけません。

Windowsへのperlの準備

物凄い簡単です。「ActivePerl」というものをダウンロードして実行するだけで使用できるようになります。

まずは以下サイトに行って、「ActivePerl」をダウンロードしましょう!

Perl Download - www.perl.org
Getting started quickly

以下の赤枠で囲っている個所をクリック

そして自分のPCのOSのダウンロードファイルを選択しましょう。

ここでは「5.24.3.2404」を選択しました。

ボタンを押した際にメッセージが表示されますが、ダウンロードは出来ていますのでそのまま閉じてしまって大丈夫です。

ではダウンロードしたファイルを実行しましょう。管理権限が必要なので、会社のPC等の場合は権限を持つ人に実施してもらってください。

セットアップ画面が表示されますので、順番にやっていきます。まずは「Next」を押します。

次は規約を読んで、「I accept」の方を選択し「Next」を押します。

今回は特にカスタム等は行わないため、「Typical」を選択します。

次はそのままで大丈夫なので、「Next」を押します。

そして、最後に「Install」ボタンを押しインストールを実行します。

すると以下のようにインストールが始まりますので、少し待ちます。

一分もたたないうちにインストールが終わりますので、「Finish」を押します。私は特にreadmeは読まないので、チェックを外してます。

さて、これで準備は完了です。

Windowsのコマンドプロンプトで確認してみましょう!

コマンドプロンプトを起動し「perl -version」と入力し、エンターを押します。すると以下のメッセージが表示されます。ちゃんとバージョンが確認できればOKです。

>perl -version

This is perl 5, version 24, subversion 3 (v5.24.3) built for MSWin32-x64-multi-thread
(with 1 registered patch, see perl -V for more detail)

Copyright 1987-2017, Larry Wall

Binary build 2404 [404865] provided by ActiveState http://www.ActiveState.com
Built Dec 11 2017 11:09:26

Perl may be copied only under the terms of either the Artistic License or the
GNU General Public License, which may be found in the Perl 5 source kit.

Complete documentation for Perl, including FAQ lists, should be found on
this system using "man perl" or "perldoc perl". If you have access to the
Internet, point your browser at http://www.perl.org/, the Perl Home Page.

これでWindowsでperlを動かす環境ができました。これでまた色々遊べるようになりましたね!

近いうちに、とあるツールの動作を確認していきますので、お待ちください。

不明点や要望やこういったこともやって欲しいとの要望があれば、お問い合わせページやコメント、ツイッターからでも結構ですので、気軽にご連絡ください。

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