Rocket.Chatを使ってみた

息抜き

最近はリモートからの仕事が一斉に増えてきました。

コロナの影響もあり、通勤やオフィスに通うこと自体を避ける動きが増えてきましたね。

私もリモートで仕事をしていたりします。

今回はRocket.ChatというSlackのようなチャットツールをVM上で作ってみたので興味がある方はみてみてください。

Rocket.Chatについて

Rocket.ChatはSlackのようなツールを自分の管理するサーバに構築することができます。

自分で構築するとなると敷居が高そう・・・と思うかもしれませんが、そんなことはないです。

Ubuntuではsnapというパッケージシステムでインストールすることができるので、想像よりは簡単に構築ができるかと思います。

今回はVM(ubuntu18)にRocket.Chatをインストールして使ってみます。

まずは足回りからです。

$ sudo apt update
#パッケージのアップデート
$ sudo apt install ssh -y
#VMのコンソールでやるのが煩わしいのでwindowsからTeraTermで操作するためにsshをインストール

続けてRocket.Chatをインストールしますが、やることは非常に簡単です!

以下のコマンドを叩くだけでインストールすることができます。

$ sudo snap install rocketchat-server

パッケージは便利ですね。

実行すると、まずはダウンロードから始まりその後インストールが始まります。

環境にもよりますが、私の環境では数分で終わりました。

その後seviceコマンドでRocket.Chatが動作しているか確認します。

$ service snap.rocketchat-server.rocketchat-server status

以下のようにちゃんと動作していることが確認できました。

次に実際にブラウザからアクセスしてみます。

上の画像のとおり、VM上のポート3000番で動作しているようなので、そこにアクセスします。

私はWindowsからアクセスするので事前にMVのIPアドレスを確認しています。

192.168.70.146のIPアドレスが割り振られていましたので、http://192.168.70.146:3000/にアクセスします。
※お使いの環境を確認してアクセスしてください。

アクセスすると以下のように管理者情報を求められますので、入力していきます。

管理者情報⇒組織情報⇒サーバ情報と入力すると完了です。(テスト用なので、適当に入力しています。)

入力が終わると以下のように非常にSlackに似た画面が出てきます。

これで自分の管理するサーバで容量や性能の許す限り制限なく色々できますね。

インターネットに公開する場合はこのままだと通信内容を盗聴されてしまったりするので、証明書等の対応が必要になりますので、ご注意ください。

まとめ

オープンソースのチャットツールであるRocket.Chatのインストールを行いました。

想像していたよりも簡単に構築ができたので、よかったです。
※ubuntuの起動待ちの方が圧倒的に長かった。

Slackなどでもいいけどどうせなら自分で運用してみたい!と考えている方はいかがでしょうか。

また、社内のコミュニケーションツールとしても使えるのではないでしょうか。しかもオンプレミスで作れる!

ビデオ会議もできるようなので、ZoomやTeamsはちょっと・・・という方は検討してみては如何でしょうか。
※ビデオ会議は別途ツールが必要らしい

最近は使いやすいオープンソースも非常に多いので、手を動かせればほとんど無料で構築できるのは強みですね。

ただ、作りっぱなしだと非常に危険ですので、管理は非常に気を付ける必要があります。

皆様も遊んでみてはいかがでしょうか。

不明点や要望やこういったこともやって欲しいとの要望があれば、お問い合わせページやコメント、ツイッターからでも結構ですので、気軽にご連絡ください。

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