今回は昨年の2017年3月に猛威を振るった「S2-045」の検証を行います。
こちらについては以下の勉強会でデモとスライドで発表してきました。
今回はStruts2の検証環境の構築前のTomcat環境の構築から入ります。
どういった環境でデモを実施するのか
インターネット上でStruts2の検証環境を組もうとすると、「Eclipse」等の統合開発環境を使用したものが結構ヒットするのですが、統合開発環境なしで動作させたいので、前に作成したOSコマンドが動作する環境に載せちゃいます。
※OSコマンドが実行できる点では同じですし。
なお、「docker」等を使用してサクッとできる環境もいいですが、自分で手を動かしてやる方法がインターネット上にあまりないこともあり、備忘録としても記録したいので「docker」は使用しません。
VMの用意までは記事にしているので、割愛します。まずはJavaのインストールからです!
Javaのインストール
以下を参考にサクッとやってしまいましょう!OS(ubuntu)のバージョンが違いますが大丈夫です!
Ubuntu16.04にOracle Java JDK & JRE をインストールする(JDK8)
$ sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/java #1.PPAリポジトリを追加してインストール $ sudo apt update #2.パッケージ一覧を更新 $ sudo apt install default-jre #3.デフォルトのJREをインストール #途中でインストールする?って聞かれるのでYを入力してエンター $ sudo apt install oracle-java8-installer #4.JDK(最新)をインストール #さっきと同じく途中でインストールする?って聞かれるのでYを入力してエンター
以下の画面も出てきますが「了解」をそのまま選択します
ここまでできたら本当に入っているか確認しましょう!
$ java -version #Javaのバージョンを表示 java version "1.8.0_181" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_181-b13) Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.181-b13, mixed mode) $ javac -version #javacコマンドが使用可能か確認 javac 1.8.0_181
これが表示されればJavaの準備はOKです。
Tomcatのインストール
Tomcatについてはubuntuのパッケージに入っているので簡単です。
以下コマンドで一発です!
$ sudo apt install libtomcat8-java tomcat8 tomcat8-admin tomcat8-common tomcat8-docs tomcat8-examples tomcat8-user #Tomcatやその他もろもろをインストール(2018/8/16修正)
ちゃんとインストールできているかブラウザから確認します。
「例:http://192.168.70.135:8080/」にアクセスします。以下のような画面が表示されればOKです。
※ポート8080を指定するのを忘れずに!
これでTomcatもOKです!
最後に
結構時間がかかってしまいました。(本当はStruts2の動作確認までしたかった・・・)
いつもPHPを使って簡単にやっているせいかJavaやTomcatが入ってくると時間がかかってしまいますね。
最近手を動かしていなかったせいですね・・・
こちらについては多少修正が入るかもしれませんが、適宜更新していきますので、よろしくお願いいたします。
不明点や要望やこういったこともやって欲しいとの要望があれば、お問い合わせページやコメント、ツイッターからでも結構ですので、気軽にご連絡ください。
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